ALLOTMENT Presents 『ロンドンの非営利団体ACMEと、アーティストの制作環境を考える』

2012年のALLOTMENTは、ロンドンから非営利団体ACME(アクメ・スタジオ)を招き「アーティストの制作環境を考える」というテーマで、東京と名古屋でイベントを開催いたします。1972年にロンドンに創立されたアクメ・スタジオは、これまでロンドン市内にある使われていないスペースを、アーティストのアトリエや展示室へと変えて利用する組織の運営を行ってきました。アクメ・スタジオメンバーの来日ははじめてとなります。ロンドンの華々しいアートシーンを支えてきた、アクメの歴史を語っていただきながら、日本での可能性を模索する機会になればと企画いたしました。東京ではアーツ千代田3331にて、名古屋ではトリエンナーレスクールの一環として行われます。皆様、ぜひともご参加下さい!

【1】東京・アーツ千代田3331

「アーティストの制作環境を考える - 日本の9事例とロンドンの非営利団体ACME(アクメ)」

日時:2012年12月1日(土)15:00-19:00
会場:アーツ千代田3331(東京都千代田区外神田6丁目11-14)
アクセス:http://www.3331.jp/access/
主催:ALLOTMENT、アーツ千代田3331
参加費:【第一部】無料 【第二部】500円(1ドリンク付)
申込み:【第一部】申込不要 【第二部】要申込・定員60名(※詳細は下記)
問合せ:E-mail : info@allotment.jp 

【第一部】
15:00-17:00|スタジオ・プレゼンテーション

【第二部】
17:00-18:00|ジョナサン・ハーヴェイ氏レクチャー
18:00-19:00|パネル・ディスカッション

  • ゲスト:ジョナサン・ハーヴェイ(アクメ・スタジオCEO)
  • モデレータ:住友文彦(キュレーター)
  • コメンテータ:中村政人(アーツ千代田3331代表)、
  • 山野真悟(横浜黄金町バザールディレクター)
  • 申込み:参加希望の方は、「氏名/人数 /電話番号」を明記の上、件名を「ロンドンの非営利団体ACMEと、アーティストの制作環境を考える」として<info@allotment.jp> までメールをお送り下さい

【2】名古屋・愛知芸術文化センター

トリエンナーレスクール
「アーティストの制作環境を考える - ロンドンの非営利団体ACME(アクメ) 」

日時:2012年12月8日 (土) 14:00~15:30
会場:愛知芸術文化センター12階/アートスペースE・F
(愛知県名古屋市東区東桜1-13-2)
アクセス:http://www.aac.pref.aichi.jp/facility/access.html
定員:60名
参加費:無料(申込不要)
主催:あいちトリエンナーレ実行委員会/愛知芸術文化センター開館20周年記念事業
協力:ALLOTMENT
問合せ:あいちトリエンナーレ実行委員会事務局(TEL : 052-971-6115 / E-mail : geijutusai@pref,aichi.lg.jp)

  • ゲスト:ジュリア・ランカスター(アクメ・スタジオ/プログラムマネージャー、キュレーター)
  • グラハム・エラード(アーティスト/ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校准教授/Knowledge Transfer Partnershipの主席研究者)
  • 進行役:住友文彦(あいちトリエンナーレ2013キュレーター)

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ALLOTMENT Annual Art Magazine [WEB閲覧用]

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ALLOTMENTの活動を毎年まとめたAnnual Art Magazineを今年も制作。アート関連施設にて、無料配布させていただいております。今年は、今回のイベントに合わせて、ジョナサン・ハーヴェイ氏のインタビューをロンドンで収録し、まとめたものを掲載。こちらよりウェブ上でも閲覧が可能です。
http://issuu.com/mosaki/docs/allotment

ゲスト

ジョナサン・ハーヴェイ/Jonathan Harvey

1949年イギリス生まれ。ロンドン在住。キュレーター。アクメ・スタジオの創立者で現CEO(最高経営責任者)。TSW(テレビ局)のアート・コンサルタントとしてパブリック・アートの企画・運営、アート関連番組の共同プロデュースなど多数。ブリストル港側の現代アートセンター「Arnolfini」会長(1993年〜2006年)、全国アーティスト・スタジオ提供社連合 (NFASP, the National Federation of Artists’ Studio Providers) の創設者兼理事(2006年〜2011年)を歴任。長年アーティストの活動を支援する活動を行う

ジュリア・ランカスター/Julia Lancaster

ロンドン在住。アクメスタジオ/プログラム・マネージャー。フリーランス・キュレーター、コンサルタントとして25年間、アート教育、アート・マネージメン トに従事。1996年からACME Studiosのレジデンシー&アワード・プログラムの拡大に主導的役割を果たし、これらプログラムの参加アーティストを展示するギャラリー、ACME Project Spaceの運営・管理を務める。その他、Peckham Space 顧問委員、西ロンドン建築センター Fundemental 理事長。ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA)では、現代アートキュレーション修士コースの外部プロジェクト・ コーディネーター

グラハム・エラード/Graham Ellard

ロンドン在住。アーティスト。ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校准教授。現在、ジョナサン・ハーヴェイ氏との共同プロジェクトKnowledge Transfer Partnershipの主席研究者。このプロジェクトは英国人文科学研究振興会の出資サポートのもと、ロンドンのアーティスト活動を支援する目的で、制作スタジオの形や機能、その未来を考察し、それらの知識を人文系研究機関と実業セクターで共有しながら、その分野の発展をめざすもの。またアーティストとして、映画と建築の境界領域で、大型のヴィデオ・インスタレーションや16ミリ映画を、ステファン・ジョンストーン氏とのコラボ制 作で発表。MOCAシドニー、MOCAヘルシンキ、テイト・リバプールなど展示歴は多数

アクメ・スタジオ/Acme Studios

1972年創設。若手アーティストの活動を支援する英国チャリティー団体の大手。ロンドンを拠点に、(1)現地アーティストへのスタジオ貸出、(2)遠隔地からアーティストを招聘する滞在型制作スタジオの供与(レジデンシー・プログラム)、(3)各種アワードの授与を通じ、過去40年で延べ5000人のアーティストを支援してきた。早くから地方自治体やコミュニティーと連帯し、現代アートの地域開発への関与を押し進めてきたことでも知られる。公式サイト: http://www.acme.org.uk/